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みなさま、本日はようこそ東京壜(びん)容器協同組合のホームページをおたずねくださいました。
普通「びん」を漢字になおすと、「瓶」が一般的かもしれませんが、私共、びん商の業界では昔から難しい「壜」の字を使用しております。
「びんのリサイクル」、ご年配の方々には自然に受け入れられるこの言葉も、若い方々にはさて何だろうと思われるかもしれません。
びん商とは、自治体、小売店と協力し、回収、選別、処理を担う、びん専門業者のことです。
私たちびん商は、豊かな経験と専門知識を持ち、何よりびんに愛情をもって接しています。
びん商の歴史は、江戸時代に酒や醤油の空き樽を売買したり、開港した外国人居留地などから発生するガラスびんを譲り受けて商いしたり、というのがびん商のルーツと言われております。当時のガラスびんは珍しく、ビードロ、ギヤマンなどと呼んで珍重されていました。
以後100年あまりにわたり、我々びん商は、ガラスびんのリユース(再使用システム)を、成長した市場で支えてきた数少ない業界団体のひとつと自負しております。
近年地球の環境悪化が叫ばれ、とりわけ温暖化阻止が大きな課題となっております。
1997年に京都議定書が採択され、2000年には循環型社会形成推進基本法が公布されるなど、国の内外で温暖化ストップと循環型社会の構築に向けた動きが加速しています。
3つのR(リデュース、リユース、リサイクル)が地球に優しいいき方として、いま注目されています。
ガラスびんは、これらすべてに合致する唯一の容器と言っても過言ではありません。
とりわけリターナブルびんの優位性については学問的にも立証されています。(下図参照)
その優等生ともいえるリターナブルびんが、ここへ来て減り続けています。
私たちびん商は今、「PCP計画」というプロジェクトを立ち上げて、温暖化の防止に役立ち、環境にやさしいリターナブルびんの増加に努めております。
また、各地で新たな取り組みも始まっております。みなさまもリターナブルびんのこと、ご一緒に考えてみませんか?
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