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お宅のお茶碗何焼きですか?お椀やお箸は何塗りですか?

突然、突拍子もない質問をして申し訳ありません。
ところで、現代人は、みなさんとても忙しいようですね。そこで一つの提案、しかも極端な提案をさせていただきます。
皆さんのご家庭では毎日の食事時に、ご家族それぞれの食器をお使いのことと存じます。これらをすべてワンウェイの使い捨て食器に切り替えてはいかがでしょうか?毎回の後片付けの時間が節約されて、その分読書や、カルチャースクールなどへ時間が回せるのではないでしょうか?

でも実際には・・洗いもの中に万一手を滑らせて、誰かの茶碗を割ろうものなら大騒ぎ、早速翌日、買いに出かけるのではないでしょうか?
各ご家庭では、ご家族みなさんが茶碗や、お椀や、お箸に愛情を込めて、日々いつくしみながら大切に使っておられるのが目に浮かびます。

ではなぜ使い捨て食器にしないのでしょうか?理由はいろいろ考えられるでしょうが・・

  1. 毎回食器を使い捨てていたら、お金ばかりかかって不経済だ。
  2. ごみが増えてどうしようもない。
  3. 使い捨て食器では、生活に潤いがなくなる。

等々さまざまな理由があげられるかと思われます。

わたしたち東京壜容器協同組合は、「社会は家庭の延長」であり、「社会に出回る食品・飲料容器は、家庭の茶碗やお椀の延長」と考えております。
つまり、家庭内で使い捨て食器に切り替えようとしても、不経済、ごみ増、生活の潤いなどの問題が発生するということは、社会においてもそっくり同じことが言えるのではないでしょうか?

わたしたち東京壜容器協同組合は、「容器は社会の茶碗です」を合言葉に、社会のみんながいつくしみながら、繰り返し何度でも使えるリターナブルびんの普及に努力しています。
リターナブルびんの使用により、地球温暖化をはじめとする現下の地球環境問題の解決に資することも、学問的に証明されています。(下図参照)

CO2の削減効果 

CO2の排出量

いまのところ、リターナブルびんを識別するのはちょっと難しいかも知れませんが、一升びんやビールびんなどお馴染みのものから、Rのマーク○に正のついたびんなど、探していただくと色々あります。

Rマーク一例 マル正マーク一例
Rマーク マル正マーク

消費者のみなさまには是非、積極的にお買い求めください。そして使い終わった後は軽くゆすいで、買ったお店へお持ち下さい。それが無理なときは、地域の集団回収や行政の資源回収日にお出し下さい。
くどいようですが、くれぐれもやさしく扱って下さい。社会の茶碗なのですから・・・

東京壜容器協同組合