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『びん蔵』博士(『びんぞう』はかせ)
みなさん、こんにちは。わたしは「東京壜容器協同組合(とうきょうびんようききょうどうくみあい)」の『びん蔵』博士(『びんぞう』はかせ)じゃ。きょうは、みんなといっしょにガラスびんのことについて勉強しようと思う。

『びん蔵』博士(『びんぞう』はかせ) 地球温暖化(ちきゅうおんだんか)という言葉を聞いたことがあるかな?わたしたちの生活が豊かになるいっぽうで、地球がどんどん熱くなっているのじゃ。地球が熱くなると、大雨がふって洪水(こうずい)がおこったり、ぎゃくに雨がふらなくてお米や麦や野菜などが育たなくなってしまったりするのじゃよ。それだけじゃないぞ。南極(なんきょく)や北極(ほっきょく)の氷がとけて、いままで住んでいたところが、海になってしまったりするのじゃ。地球温暖化は、われわれ人間の命にかかわる深刻(しんこく)な問題なのじゃ。
 地球温暖化をふせぐためには、なによりもまず、身のまわりのものを大切に使うことじゃ。もちろん、ガラスびんもじゃ。

 
『びん蔵』博士(『びんぞう』はかせ) わたしたち「東京壜容器協同組合」の「びん商(しょう)」さんたちは、地球温暖化をふせぐために、地球に長生きしてもらうために、ガラスびんをひとりでも多くの人に、使ってもらうために、まいにち、いっしょうけんめい努力(どりょく)しているのじゃ。
 ガラスびんには、3R(リデュース・リユース・リサイクル)といって、地球にやさしい、とってもすぐれた特長(とくちょう)を持っているのじゃよ。

ガラスびんの3R(リデュース・リユース・リサイクル)
『びん蔵』博士(『びんぞう』はかせ)
リデュース
かるくて、じょうぶなびんをつくることによって、地球温暖化の原因(げんいん)とされる二酸化炭素(にさんかたんそ)を少なくして、ガラスびんのもととなる天然資源(てんねんしげん)を節約(せつやく)することができるのじゃ。
天然資源は、使い続けるといつかはなくなってしまうからの。
『びん蔵』博士(『びんぞう』はかせ)
リユース
ガラスびんは、いちど使っても洗(あら)ってくりかえし使えるのじゃ。一升(いっしょう)びん・ビールびん・牛乳(ぎゅうにゅう)びんがそうじゃ。やさしくていねいに使えば、くりかえしなんどでも使えるから、地球(ちきゅう)にやさしくて、天然資源(てんねんしげん)のむだ使いがふせげるのじゃ。このように、いちど使われたあと、洗ってくりかえし使うびんのことをリターナブルびんというのじゃ。
『びん蔵』博士(『びんぞう』はかせ)
リサイクル
古くなって使えなくなったびんや割(わ)れてしまったびんなどは、色ごとにわけて、ゴミをとりのぞいて、砕(くだ)いて新しいびんを作ったりするのじゃ。ちなみに、この砕いたガラスびんのことをカレットというのじゃ。よくおぼえておくのじゃよ。また、このカレットは、びんいがいにも、タイルや道路(どうろ)・たてものの材料(ざいりょう)などに使われておるのじゃ。

『びん蔵』博士(『びんぞう』はかせ) どうじゃ、よくわかったかね?ガラスびんが地球にやさしくて、しかもとっても優(すぐ)れたものだということが。びん商さんたちは、ガラスびんをもっともっと多くの人に使ってもらうために、お店や家から出たガラスびんを集(あつ)めたり、町が集めたびんの中から、もういちど洗ってくりかえし使えるびんをひきとったり、それらのびんを洗ってびんを使う工場(こうじょう)や会社(かいしゃ)に運(はこ)んだりしているのじゃ。

 

 洗って、くりかえし使えるびんのことをリターナブルびんというのじゃが、このリターナブルびんを長持ちさせるためには、使う人が、ガラスびんを大切にしないといけないのじゃ。そこでお願いじゃ。からになったリターナブルびんは、

  1. 決(き)められた場所にだす。
  2. びんのキャップはとる
  3. びんのなかを軽(かる)くゆすぐ
  4. 耐熱(たいねつ)ガラス、電球(でんきゅう)、蛍光灯(けいこうとう)、陶磁器(とうじき)など、びん以外(いがい)のものと一緒(いっしょ)にしない

『びん蔵』博士(『びんぞう』はかせ) ガラスびんについてよく勉強できたかな?よし、突然(とつぜん)じゃが、ガラスびんについてのテストをするぞよ。わたしからの問題に挑戦(ちょうせん)してくれたら、すてきなプレゼントをあげるぞよ。さあ、どんどん挑戦してくれたまえ。

テストに挑戦(ちょうせん)する

東京壜容器協同組合